繰り返し出来るニキビに悩まされていませんか?
しかし、ニキビの中には「なんで出来たんだろう…?」と原因が思い当たらないものもありますよね。
そこでニキビの原因をリサーチした結果、17個の原因に辿り着きましたので、それをまとめて紹介していきます。
生活習慣や環境によるものなど様々ですが、原因を知ることで対策もしやすくなりますし、解決にもグッと近づきます。
ニキビが出来やすいNG習慣から抜け出しましょう。
意外と知らない「ニキビの原因」17選
クレンジング&洗顔で摩擦しすぎ
クレンジングや洗顔において、ゴシゴシと擦るように洗うのは毛穴や肌へのダメージに繋がります。
クレンジングは手と直接摩擦が起こらない程度の量を使用する。
洗顔はしっかり泡立てて、泡でマッサージするように洗う。
この2点を意識する事で不要な摩擦を避けられます。
また、スクラブ入りの洗顔料も肌を傷つける要因になりますので、「毛穴の汚れが取れそう」と思うかもしれませんが、ニキビ悩みの解決時には避けると良いでしょう。
クレンジングで皮脂&メイク汚れを落とし切れていない
クレンジングや洗顔における洗浄不足(洗浄力不足)もニキビの原因です。
角質や皮脂、毛穴の汚れが落ちきっていないと、当然ながら毛穴が詰まる原因となり、ニキビの発生へと繋がります。
ニキビ肌に悩まされている場合は、洗浄力が高いクレンジングや洗顔料に変えてみると解決に1歩近付きます。
洗顔の回数が多すぎる
洗顔の回数が多すぎると、肌に必要なうるおい成分や皮脂までも取り去ってしまい、皮脂が過剰分泌されることによってニキビを招きます。
一般的な昼型の生活をされている方ですと、朝夜の1回ずつの洗顔(計2回)が良いとされていますので、洗顔の回数は意識するようにしましょう。
シャンプー・トリートメントの洗い残し
シャンプーやトリートメントをしっかり洗い流さないと、おでこの辺りのニキビの原因になりやすいです。
シャンプーは洗浄成分によって肌の乾燥に繋がりますし、トリートメントはたんぱく汚れとして毛穴詰まりの原因になる可能性を持っています。
ニキビの原因というと顔周りのケアに目が行ってしまいがちですが、シャンプー・トリートメントをしっかり流す習慣を付けるだけでも予防に繋がります。
化粧水だけで保湿終了、もしくは化粧水すら使わない
ニキビケアにおいて保湿は最重要事項と言っても過言ではありません。
化粧水だけでケアを終わらせてしまうのは肌から水分が蒸発してしまう事に繋がりますし、クレンジング・洗顔後に化粧水すら使わないというのは論外です。
肌の乾燥は皮脂の過剰分泌や角質を固くして毛穴詰まりを起こしやすくする要因ですので、乳液やクリームなどを活用して保湿してあげましょう。
紫外線対策が手薄
紫外線はニキビの原因であるコメドの発生を助けます。
また、アクネ菌が分泌する成分に紫外線が当たる事で活性酸素を発生させニキビの炎症を悪化させます。
さらに、紫外線が当たる事で肌の乾燥にも繋がりますので、紫外線対策を手薄にすると肌にとって良い事なしです。
日焼け止めや日傘、帽子などといった紫外線対策をすることで、これから出来るニキビの予防に繋がりますので、徹底してみましょう。
かたよった食生活・内蔵の疲れ
脂っこい食事が多い
お菓子をよく食べる
インスタント食品をよく食べる
こういった習慣は、肌を健康に保つために有用なビタミンB群を無駄に浪費し、皮脂を過剰に分泌させる事に繋がりますので注意が必要です。
また、食生活の偏りやストレスなどによる内蔵の疲れは、肌の代謝を低下させ、古い角質によって毛穴詰まりを起こしやすくしますので、こちらも注意しましょう。
食事制限・カロリー制限による無理なダイエットも肌の栄養不足による代謝低下を招きますので避けましょう。
たんぱく質やビタミン、ミネラルなどをバランス良く摂取する事が大切です。
便秘
便秘によって腸内に悪玉菌が増加する事で発生するアンモニアなどの有害物質もニキビの原因として考えられています。
有害物質は血中から汗や皮脂と一緒に排出され、皮脂と結びつく事によって代謝を妨げる事が要因です。
食事に気を遣う事と併せて腸内環境を整える事もニキビ予防には大切なんですね。
睡眠不足または睡眠時間のばらつき
睡眠中は肌の修復が行われる大切な時間です。
睡眠不足は代謝の低下に繋がりますので、古い角質が毛穴に詰まったりしてしまう原因なり、ニキビが出来やすい状態になります。
一般的には22時~2時の時間を含む5~6時間以上の睡眠が肌の修復に良いとされています。
また、睡眠時間のばらつきも肌細胞を活性させる成長ホルモンの分泌を妨げますので、できるだけ同じ時間帯に睡眠を取るように心掛けましょう。
枕や布団などの雑菌
ニキビケアの盲点とされるのが生活空間の雑菌です。
枕や布団などは雑菌がたまりやすく、肌が直接触れる事でニキビや肌荒れの原因となります。
せっかく長時間の睡眠を取っていても、雑菌まみれの寝具では効果も激減というものです。
枕や布団は定期的に干したり乾燥機にかけて清潔に保ち、枕カバーや布団カバーはこまめに洗うようにしましょう。
メイク道具の雑菌
ファンデーションのパフ、アイメイクやチーク用の筆やチップなどは長く使うと雑菌の温床になりがちです。
メイク道具をこまめに交換・洗浄をすることでニキビのリスクを下げる事に繋がります。
日々のストレス
ストレスはお肌の大敵というのは定説となっていますが、ニキビ対策としてもストレスをためないことは大切です。
ストレスがたまると肌のバリア機能が低下し、アクネ菌への免疫力が下がってしまい、ニキビの発生を促します。
また、ストレスは体内にある炎症を抑える成分を消費してしまうという悪影響も持っており、今あるニキビの治癒を遅らせてしまう事にも繋がります。
睡眠や食事(暴食はNG)などはもちろんですが、リラックス出来る音楽や香りを取り入れる、緑茶や紅茶などを飲むなど、自分なりのストレス発散法を身に付ける事もニキビケアには有用です。
ホルモンバランスの乱れ
ストレスや生活習慣の乱れ、生理中などのホルモンバランスの乱れもニキビの要因です。
男性ホルモンの一部が皮脂の分泌を促す性質を持ち、黄体ホルモンという毛穴回りの皮膚を厚くするホルモンが活性化される事によってニキビ発生を促します。
ストレス解消や栄養バランスの良い食事、生活習慣の見直しなどで乱れを最小限に留められるように対策をしましょう。
体の冷え
体の冷えは血流を滞らせ、代謝を低下させます。
代謝が低下する事は古い角質や皮脂が毛穴に詰まりやすい状況を作りますので、ニキビの発生に繋がってしまいます。
冬場は寒さに我慢せず暖房をつけ、夏場は過度な冷房を避け、食事や服装などに気を遣うこともニキビ対策になります。
季節の変わり目・花粉・黄砂・排気ガスなど
「季節性敏感肌」という言葉もあるほどで、季節の変わり目は肌の免疫力が低下しがちです。
また、春から夏にかけて皮脂の分泌が活発化され、花粉や黄砂や排気ガスなどの粒子も毛穴詰まりの一因になる事が考えられます。
クレンジングや洗顔で汚れをしっかり落とす事、食事や睡眠で肌の免疫力を維持することが季節性の肌トラブルを回避するための手段と言えるでしょう。
顔を触る
ふとした時に顔を触ってしまうクセがある人、結構多いのではないでしょうか。
手には雑菌が多く、手で顔を触る事はニキビの発生や悪化に繋がる要因の1つです。
頬杖なども同様ですので、顔を触るクセがある人は触らないように意識してみましょう。
ニキビを触る&潰す
出来てしまったニキビを触ったり、潰したりするのはニキビの悪化だけでなく、治すのが困難なニキビ痕を残すキッカケになります。
ニキビが出来ると気になってしまう気持ちは分かりますが、触らない・潰さないを意識することが早く治す近道です。
ニキビ肌から脱却するには?
対策1:原因を把握して回避するための努力を
上で解説しているニキビの原因の線を引いてある部分は対策を示しています。
・クレンジングは手と直接の摩擦が起きない量を使う
・洗顔はしっかり泡立てて泡でマッサージするように洗う
・洗浄力が高いクレンジング・洗顔料に変えてみる
・洗顔は朝夜に1回ずつの計2回
・シャンプーやトリートメントはしっかり流す
・乳液やクリームを使ってしっかり保湿
・日焼け止めや日傘、帽子などで紫外線対策
・たんぱく質やビタミン、ミネラルをバランス良く含む食事
・腸内環境を整える
・22時~2時を含む5~6時間以上の睡眠
・同じ時間帯に寝るように心掛ける
・枕や布団などの寝具を清潔に保つ
・メイク道具も清潔に保つ
・ストレス発散法を身に付ける
・生活習慣や食事などを見直してホルモンバランスの乱れを防ぐ
・体を冷やさないように気を付ける
・花粉や黄砂も含めて汚れはしっかり落とす
・季節の変わり目に負けないように肌の免疫力アップを図る
・顔を触るクセは直す
・ニキビは触らない・潰さない
めまいがするレベルで項目が多いですし、いきなり全部を覚えて実行するのは大変だと思いますので、自分の中で特に「これが出来てないなぁ」と思う部分から改善していくことをオススメします。
スキンケアにおいては「いきなり完璧を目指さず、出来る事からやっていく」という気持ちが大切です。
肌にとって良い事をするための行動がストレスや重荷になってしまっては意味がありませんからね。
対策2:「ノンコメドジェニックテスト済み」の化粧品を取り入れる
スキンケアにちょっとお金が掛けられる人にオススメなのは「ノンコメドジェニックテスト済み」の化粧品です。
化粧品の使用はにきびを悪化させたりコメドを出来やすくする可能性もあると言われています。 化粧品原料中に含まれる油分の全てがコメドを誘発するとは限りませんが、 ある試験によってその製品がコメドを誘発しにくいという証明をすることが出来ます。
http://www.souken-lab.co.jp/safety/comedo.php
それが、ノンコメドジェニックテストです。
ノンコメドジェニックテストは、比較的皮脂腺の多いヒトの背中を利用して試験サンプルを複数回繰り返し塗布し、 最終的に組織学的な検査を行いコメドが形成されているかどうかを確認する試験です。
上の文献がノンコメドジェニックの概要で、要約すると「ニキビの原因を作りづらい素材で作られた化粧品」がノンコメドジェニックテスト済みの化粧品というわけですね。
ノンコメドジェニックテスト済みの化粧品は基本的にはお値段が高めになりますが、ニキビケア化粧品として大人気のオルビス薬用クリアフルシリーズは980円(税込・送料無料)という破格の価格設定でトライアルセットを提供していますので、興味がある方は下記リンクからチェックしてみて下さい。。
365日ニキビのない肌へ!《PR》
対策3:市販のニキビ治療薬は常備
出来てしまったニキビへの対策は、
皮膚科に行って治す
市販のニキビ治療薬で治す
この2つがスムーズです。
特にニキビ治療薬に関してはドラッグストアでも通販でも手軽に手に入りますので、常備しておくことをオススメします。
ニキビが出来てから買うのでは悪化のリスクも高まりますし、治癒を遅らせてしまいます。
ニキビ治療薬は、出来たらすぐに対処できるように常備薬として手元に置いておきましょう。
まとめ
ニキビの原因とされる要素を網羅し、その対策についてもシンプルに解説してきました。
「ニキビケア」というとスキンケア用品にばかり目が行きがちですが、スキンケア以外の部分でもニキビの原因になり得る要素があるという事を分かってもらえたらこの記事を書いた甲斐があったというものです。
今日から実践出来る内容もありますので、キレイな肌を目指して、ニキビが出来やすいNG習慣を打破していきましょう。